屋外で使用する車なので、時として鳥のフンを落とされてしまう事もある。一刻も早く掃除機したいのは山々だが、正しい方法で除去しないと車体を痛めてしまう可能性がある。詳しく説明しよう。
1. 鳥のフンに含まれる汚れに注意
あまり知りたい情報では無いと思うが、重要な事なので『鳥のフン』に含まれる汚れについて理解しておこう。
鳥のフンには『硬いもの』が含まれている
鳥にも様々な種類が存在するが基本的に雑食性のものが多い。小型の動物や昆虫の他、花の蜜や実を捕食する。
鳥は人間の様に行儀よく柔らかい部分だけを選り好みして食べるのではなく丸呑みしているケースも少なくない。
この為、鳥のフンには多かれ少なかれ『硬いもの』が消化されずに残っている。
硬いものの存在を忘れてこすると大惨事
早く鳥のフンを除去したい一心で鳥のフンを擦り取ろうとしてしまうと大惨事が起こる。硬いものが車体に擦り付けられ、あっという間に深い傷が出来てしまうのだ。
2. 正しい除去方法を身につけよう
車体を傷つけずに鳥のフンを除去するには以下の手順を踏むと良い。
おすすめの鳥フン除去手順
- 鳥のフンの上に湿らせたティッシュを置く
- 5分ほど放置する
- つまむ様にして真上にティッシュごと汚れを取る
- 残りの汚れもティッシュで摘んで取る
鳥のフンの上に湿らせたティッシュを置く
鳥のフンは水分を多く含む為、落下して時間が経つほど乾燥して硬くこびりついている。そのまま擦ってしまうと間違いなく傷がつく。
まずは湿らせたティッシュを上にのせて5分ほど放置しよう。
5分ほど放置する
季節にもよるが5分も経てば乾燥した鳥のフンであってもかなり取れやすい固さになる。傷が付かないように焦らずきちんと5分待とう。
つまむ様にして真上にティッシュごと汚れを取る
5分経過したら湿らせたティッシュと一緒に鳥のフンを除去しよう。この際に必ず拭き取らずに、ティッシュごと鳥のフンを摘んで上に引き上げよう。これは、万が一、水分が行き渡っていなかった場合に傷にならない様にする為だ。
残りの汚れもティッシュで摘んで取る
1度目のティッシュで汚れが取りきれなかった場合、新しい綺麗なティッシュを用意して、同じ様に摘んで除去しよう。ここでもこすらない様に十分注意頂きたい。
あとは綺麗になるまで摘んで取り去る動作を繰り返せばOKだ。
赤ちゃんのおしりふきが便利
湿ったティッシュだと鳥のフンが手につきそうで嫌だとという人は赤ちゃんのおしりふきが便利だ。赤ちゃんのうんちを処理する為に生まれた製品だけあってとても丈夫に出来ている。鳥のフンを摘んでも染み込んで手に着く恐れは低い。作業が終わったら1枚綺麗なものを取り出して手を拭くことも出来る優れものだ。
車のグローブボックスに一つ入れておけば、様々な汚れに対応できる優れた製品なのだ。綺麗好きの方は一つ備えて置くと幸せになれるだろう。