車やバイクの洗車にブロワーかエアーコンプレッサーを導入しようと悩んでいるあなたの為に、9つの項目徹底比較したのでその内容を説明しよう。この記事を読めばあなたのベストな道具がどちらか決定できる筈だ。
性能を徹底比較
まずは、2つの道具を洗車に使用するときに気になる性能について分かりやすく表にまとめた。
項目 | ブロワー | エアーコンプレッサー |
---|---|---|
風圧 | 強い | 強い |
範囲 | 広い | 狭い |
適した使い方 | 全体をまとめて吹き飛ばす | 細かなパーツの隙間を吹き飛ばす |
騒音 | 大きく対策しにくい | 大きく対策しやすい |
手持ち部分の重さ | 重い | 軽い |
準備 | 簡単 | 複雑 |
使用中の待ち時間 | 無し | エア再装填で約1分 |
後処理 | 無し | 水抜きが必要 |
その他の使い方 | 掃除機 | インパクトレンチ、空気入れ |
どちらも一長一短があり、一概にどちらがベストだとは言うことが出来ない。次に、2つの道具についてメリットとデメリットを確認していこう。
メリットとデメリット
まずはブロワーの特徴を見ていこう。
ブロワー
メリット
- 大きな面積を一度に吹き飛ばせる。
- 圧力低下が無く常にフルパワーが使える
- 掃除機としても使える
- エアーコンプレッサーより作業時間は短い
- 電源を繋いでスイッチを入れるだけの簡単操作
- 使い終わった後の事後作業も特になし
ココがダメ
- 手元にモーターが来るので騒音を防ぎにくい
- モーターを含めて持ち上げるので重たい
続いて、エアコンプレッサーの特徴を見ていこう。
エアコンプレッサー
メリット
- 狭い隙間を狙って水をかき出すのが得意
- モーター部分を離して置けるので騒音を防ぎやすい
- トリガーのみ持ち歩けば良いのでとても軽い
- エアツールを増やせばインパクトレンチ、空気入れなど他の用途で活用出来る
ココがダメ
- 安い家庭用はエアの容量が少なくすぐ風圧が下がる
- 広い面積を吹き飛ばすのには時間がかかる
- エアが無くなると再充填に1分程度待たなければならない
- 使い始めるまでの手順が複雑
- 使い終わりに水抜きが必要
2つの道具のメリットとデメリットを確認すると、洗車に求める性能によって選ぶ道具は自ずと決まってくる。
次は、メリット、デメリットを加味した上で、洗車部!おすすめの選択を紹介しよう。
使い方で選ぶおすすめの選択
どちらも一長一短の為、ベストは両方揃えることだが、敢えて使い方でどちらかを選ぶとすれば洗車部!では以下の結論となった。
洗車部!おすすめの使い方
- 車用1台の水滴を吹き飛ばすなら『ブロワー』
- 車1台の細かな隙間のみに使用するなら『エアーコンプレッサー』
- バイク用なら『エアーコンプレッサー』
- 掃除機として使いたいなら『ブロワー』
- 空気入れやインパクトレンチとして使いたいなら『エアーコンプレッサー』
車用1台の水滴を吹き飛ばすなら『ブロワー』
ブロワーとコンプレッサーはどちらを選んでも水分を吹き飛ばすことは出来る。しかし、面積の広い大きい車の水分を吹き飛ばすにはコンプレッサーではどうしてもエア不足に陥る事が多かった。グリルやパーツの接合部など細かな場所ではコンプレッサーの方が作業しやすくはあったが、車1台を作業するなら断然、『ブロワーが有利』であることは間違いない。洗車後の水分吹き飛ばしで車全体に使用したいならブロワーを選択しよう。
車1台の細かな隙間のみに使用するなら『エアーコンプレッサー』
ブロワーよりエアーコンプレッサーの方が放出する空気の範囲が狭い。そのため、細かな部分に風を送るのに適している。細かなパーツの隙間に入り込んだ水滴を除去したいなら『エアーコンプレッサーが有利』である。車全体の水滴はマイクロファイバーセームなどで拭き取り、細かな隙間だけ風で除去できれば良いという場合はエアーコンプレッサーを選択しよう。
バイク用なら『エアーコンプレッサー』
水滴を除去しなけれっばならない面積が車より圧倒的に少なく、かつ入り組んだ構造をしているバイクには『エアーコンプレッサーが有利』である。ブロワーは大きな面積にこそ有効だが狭い隙間にピンポイントで風を送る作業はエアーコンプレッサーに軍配が上がる。バイクへの使用をメインに考えているならエアーコンプレッサーを選択しよう。
掃除機として使うなら『ブロワー』
ブロワーには掃除機として使用できる機能を持ったものがある。車への使用がメインで考えているならブロワーを選ぶことで車内清掃も同時にこなすことが出来てしまう。洗車後の水滴除去が終わったらそのまま車内清掃を行うことも出来て大変便利だ。掃除機としての機能が魅力的ならブロワーを選択しよう。
空気入れやインパクトレンチとして使うなら『エアーコンプレッサー』
エアーコンプレッサーには空気を吹き出す以外にも圧縮空気を使った様々なエアツールが用意されている。例えばタイヤの空気入れ、タイヤ交換に便利なインパクトレンチなどだ。いずれも車整備にとても便利な道具として活用できる。本格的なクルマいじりにも活用したいらエアーコンプレッサーを選択しよう。
ブロワ、エアコンプレッサーと相性の良いアイテム
結構、時間がかかる
実際に使ってみるとわかると思いますが、ブロワーもコンプレッサーも車一台の水滴を弾き飛ばすにはとても時間がかかります。どちらもそれなりに音がしますし、コンプレッサーに至ってはよほどタンク容量が大きいものやハイスペックなものを買わない限り途中でエア切れを起こします。
作業効率を上げるには?
水滴除去が目的なのであればピカピカレインプレミアム【滑水性】 でコーティングしてしまうのが一番おすすめです。
なんでコーティングで水分除去が早くなる?
ピカピカレインプレミアム【滑水性】 を使用するとボディに強烈な水弾きが生じます。この撥水効果があると、ちょっと走行するだけで水滴が吹き飛んでいくようになります。
どれくらい楽?
ピカピカレインプレミアム【滑水性】 でコーティングした車両を洗車してから、辺りを走行した所、50km/hでたったの5分走行しただけで車体の水滴はきれいに吹き飛んでしまいました。
もちろん風を浴びせるブロワーやコンプレッサーにも同じ効果が期待できます。コーティングしてあるだけで水滴の除去が圧倒的に楽になります。
でも高いんじゃ?
ピカピカレインプレミアム【滑水性】 は1万円弱ですが、効果期間が3年もあります。そのため、3年分のワックス代と比較すると、むしろ安上がりになるのです。しかも、毎回の洗車後のワックスがけ作業がなくなる特大おまけ付きです。
自分で出来る?
ピカピカレインプレミアム【滑水性】 はそもそもDIY前提で作られており、ワックスがけとほぼ同じの超簡単な手順です。必要な道具もセットされており追加で必要になるものもありません。
ブロワ、エアコンプレッサーで水滴除去を考えているなら、コーティング施工もぜひおすすめします。
まとめ
ブロワvsエアコンプレッサーまとめ
ブロワーのメリット
- 大きな面積を一度に吹き飛ばせる。
- 圧力低下が無く常にフルパワーが使える
- 掃除機としても使える
- エアーコンプレッサーより作業時間は短い
- 電源を繋いでスイッチを入れるだけの簡単操作
- 使い終わった後の事後作業も特になし
ブロワーのデメリット
- 手元にモーターが来るので騒音を防ぎにくい
- モーターを含めて持ち上げるので重たい
コンプレッサーのメリット
- 狭い隙間を狙って水をかき出すのが得意
- モーター部分を離して置けるので騒音を防ぎやすい
- トリガーのみ持ち歩けば良いのでとても軽い
- エアツールを増やせばインパクトレンチ、空気入れなど他の用途で活用出来る
コンプレッサーのデメリット
- 安い家庭用はエアの容量が少なくすぐ風圧が下がる
- 広い面積を吹き飛ばすのには時間がかかる
- エアが無くなると再充填に1分程度待たなければならない
- 使い始めるまでの手順が複雑
- 使い終わりに水抜きが必要
おすすめの使い方
- 車用1台の水滴を吹き飛ばすなら『ブロワー』
- 車1台の細かな隙間のみに使用するなら『エアーコンプレッサー』
- バイク用なら『エアーコンプレッサー』
- 掃除機として使いたいなら『ブロワー』
- 空気入れやインパクトレンチとして使いたいなら『エアーコンプレッサー』
コーティングもおすすめ
- 水滴が簡単に吹き飛ぶようになるのでブロワ、エアコンプレッサーと相性良し
- DIYで施工できて効果期間は3年
- ワックスがけも不要になる
- ピカピカレインプレミアム【滑水性】 がおすすすめ