洗車

カーシャンプーはワックスが含まれたものが良いのですか

ワックスなしを選びコーティングするのがおすすめ

車用品売り場に行くとものすごい量のカーシャンプーに圧倒される。カーシャンプーにはワックスが含まれている物が存在する。ワックスをかける工程が省けるので一見便利に見えるが実際はどうなのだろうか。答えは『洗車部!ではおすすめしない』だ。

ワックスの効果

車のワックスには主に以下の効果がある。

車のワックスの主な効果

  • 車を綺麗に見せる
  • 小傷から塗装を守る
  • 水弾きを良くする

性能が良いワックス程これらの効果が高くなり車を美しく保つ事が出来る。

では、なぜカーシャンプーに含まれるワックスはおすすめでは無いのだろうか。詳しく見ていこう。

おすすめしない理由

カーシャンプーにワックスが含まれたものをおすすめしない理由は以下の5点だ。

おすすめしない5つの理由

  • 洗剤の落とし忘れにつながる
  • 性能が低いものが多い
  • 美しく仕上がりにくい
  • 固形ワックスの方が綺麗に仕上がる
  • コーティングなら更に楽に綺麗になる

洗剤の落とし忘れにつながる

カーシャンプーの本来の役割は車の汚れを落とす事だ。カーシャンプーに含まれる成分で汚れを浮かせ取れやすくする。しかし、洗車後はカーシャンプーも綺麗に落としてやらなければならない。何故なら、洗車後はカーシャンプーも異物となり車体の汚れの一つとなるからだ。美しく仕上げるにはカーシャンプーはしっかり落とさなくてはならない。

だが、カーシャンプーにワックスが含まれていると言われると完全に落としては行けない気分になってしまう。この気の迷いが洗剤成分を車に残して洗車したはずなのに洗剤汚れが残っているという状況につながるのだ。

性能が低いものが多い

カーシャンプーにワックスが混合されているものは総じてワックスを個別に買うより安価に設定されている。これはワックスを個別に買わなくても良いお手軽感を出すための施策だと思われるが、その反面、使用されるワックス成分は固形ワックスに比べて性能が低い物になるケースが多い。洗剤としてもイマイチだし、艶出しとしてもイマイチでは本末転倒になってしまうのだ。

美しく仕上がりにくい

カーシャンプーは洗い流す物、ワックスは塗装の上に残す物であり、そもそも二つの使い方が大きくが違う。この為、どれだけ綺麗に施工しようとしても綺麗に洗い流す都合上、ワックス成分も落ちてしまい、結局仕上がりは微妙になるのだ。

固形ワックスの方が綺麗に仕上がる

仕上がりの綺麗さで比べると固形ワックスの方が圧倒的に綺麗に見える。そもそもワックスは塗装の上に残り続け、ワックスの層によりひかりや汚れを跳ね返す事で綺麗さを保ってくれる。カーシャンプーに混合する為に性能のいくつかを妥協したワックスより、ワックスとしての成分を追求した固形ワックスの方が綺麗に仕上がる可能性が高いのだ。

コーティングなら更に楽に綺麗になる

ついでにお話しておくとワックスよりコーティングのほうが簡単に車を綺麗に保つ事が出来る。

持続時間が時間が長い

一般的にコーティングはワックスより持続時間が長い。品質の高いワックスは1ヶ月程しか持たないのに対して、コーティングは3年持続するものがある。ワックスだと1ヶ月おきに再施工が必要になり、施工が遅れるとあまり美しくない車体に乗らなければならないといけなくなるのだ。しかし、コーティングなら3年間は再施工が要らないのでいつも綺麗な車に乗ることができるのだ。

硬度が高い

ワックスの層は『硬さ』がさほど無い為、外部からの刺激を受けると剥がれやすい。しかし、コーティングはワックスよりも高い硬度を持ち外部から刺激があっても壊れづらくなっている。このおかげでワックスのよりもはるかに長い3年という持続時間を達成しているのだ。

持続時間が長いと手間が減る

ワックスなら1ヶ月おきに施工せねばならないがコーティングなら3年間も持続するのでワックスがけの手間が3年間不要になる。

品質があまり高く無いワックス入りカーシャンプーを使うくらいなら高品質なコーティングを施する方が費用的にも手間的にもお得なのだ。

最近のコーティングは自分で簡単に施工できる上、安価なものが出てきている。

洗車部!のおすすめのコーティング剤はこちらで紹介しているので参考にしていただきたい。

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