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ムートンより傷がつかないたった1つの洗車方法

洗車スポンジを超える優秀な道具として紹介されるムートンだが僅かながら傷が付くとされている。ではムートンより傷つかない洗車方法はあるのだろうか。実は1つだけ存在する。詳しく紹介しよう。

 

ムートンが洗車傷を作る原因

まず、ムートンの何が原因で洗車傷が出来てしまうのか確認しておこう。

ムートンが傷を作る2つの原因

  • 接触洗浄なので洗車傷の可能性がある
  • 毛に汚れが絡まり傷になる可能性がある

 

接触洗浄なので洗車傷の可能性がある

ムートンの最大の弱点は『接触しなければ洗車できない事』だ。物が触れ合うとどうしても摩擦が起こり、それが傷につながる可能性が排除出来ない。どれだけ柔らかな羊の毛を使用したムートンであっても摩擦をゼロには出来ないので使用すれば傷が付く可能性はゼロにはならないのだ。

 

毛に汚れが絡まり傷になる可能性がある

ムートンで傷になる原因は接触洗車である以外にも存在する。スポンジとは異なりムートンは毛足が長い。その為、汚れが毛足に絡まって留まりやすいのだ。スポンジの場合は小石などの大きな汚れがあってもスポンジに取り付かず舌に落ちていく。しかし、ムートンの場合は毛足に絡まってそのままになってしまうケースがあるのだ。この場合、気づかずに洗車を続けてしまうと小石をボディに押し付けてしまい傷になる事がある。たまにムートンを確認したりゆすいだりすれば防げる傷ではあるが、見落としにより傷が発生する可能性は否定できない。

車を愛する者にとって洗車傷はなんとしても避けたいもの。柔らかな羊毛で出来たムートンですら傷ができるのに他に取れる対策などあるのだろうか。実は1つだけ存在する。その答えは『コーティングと高圧洗浄機』だ。

 

ムートンを超える『コーティングと高圧洗浄機』が最強

ムートンが車体に傷を作る原因は『接触する事』と『毛足に汚れが絡まる事』であった。その二つの問題をクリアした洗車方法が『コーティングと高圧洗浄機』なのだ。詳しく見ていこう。

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コーティング

車にコーティングを施工すると塗装の上に強固なガラス被膜を形成し、襲いかかる汚れから塗装を守ってくれる。しかも、ガラス被膜は塗装の表面より凹凸が少なく滑らかになっている。このおかげで次の2つの効果が生まれる。

コーティングのおすすめ『ピカピカレインプレミアム』

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コーティングの効果

  • 汚れが付きにくくなる
  • 汚れが取れやすくなる
  • 高圧洗浄機との相乗効果が抜群

 

汚れが付きにくくなる

コーティングの表面は非常に滑らかで汚れが引っかかりにくい。この性質のおかけでガラス被膜に付着した汚れは強い雨に振られるだけで落ちてしまったりする。つまり、洗車時に落とさなければならない汚れがそもそも少ない状態からスタート出来るのだ。

 

汚れが取れやすくなる

辛うじてコーティングの表面に付着した水分を与え湿らせて押し流すだけで簡単に落とすことが出来る様になる。塗装面のままだと凹凸に汚れが食い込み中々落とせなくなってしまう。しかし、コーティングにより、凹凸を無くすことにより汚れがスルリと落ちる様になるのだ。

つまり、洗車時にも汚れは落とさなければならない汚れが少なく、しかも取れやすい状況になっているのだ。このコーティングの効果は次で説明する高圧洗浄機とセットで使用する事で大きく効果が発揮される。

 

高圧洗浄機との相乗効果が抜群

コーティングは『汚れを付きにくく取れやすく』してくれることがわかった。そして、その性質を最大限に活用出来るのが『高圧洗浄機』なのだ。この2つを合わせることで『車体に傷を付けにくい究極の洗車方法』が完成する。次の高圧洗浄機の紹介とともに説明していこう。

 

高圧洗浄機

コーティングに加えて使用するのが高圧洗浄機だ。高圧洗浄機はその名の通り、強い水流によりブラシなどを使用せずに汚れを落とす事が出来る。そう、『車体に接触するのは水だけ』なのだ。車体への接触が水だけになると次の2つの効果が生まれる。

高圧洗浄機の効果

  • 水だけなので摩擦が低い
  • 汚れが残らない

詳しく見ていこう。

 

水だけなので摩擦が低い

ムートンは柔らかな羊の毛を使用しているが、それなりに摩擦が発生する。それが車体の傷を誘発させていた。しかしながら、高圧洗浄機が使用するのは水だけである。水はムートンより圧倒的に摩擦が少なく、車体に与える影響が少ないのだ。

 

汚れが傷の原因になりにくい

ムートンの長い毛足は落とした汚れを絡ませ、磨いているうちに汚れを押し付けて傷になる事があった。しかし、高圧洗浄機が汚れを落とすのに使用しているのは強い雨に圧力をかけた水だけだ。この水は車体の上の汚れを落とした後、そのまま汚れを引き連れて車体の下まで落ちていく。つまり、常に綺麗な水だけが車体の洗浄に使われ、落とした汚れが押し付けられる可能性がとても低くなるのだ。

 

 

コーティングとの相乗効果が抜群

コーティングにより『汚れが付きにくく取れやすい』状態になっている上から高圧洗浄機の強い水流をぶつけられる事により、汚れをいとも簡単に吹き飛ばすことが出来る。高圧洗浄機だけでも十分強力だが、コーティングを加える事でワンランク上の仕上がりを手に入れることが出来るのだ。

この素晴らしい相乗効果について見ていこう。

 

高圧洗浄機とコーティングの相乗効果

コーティングによる汚れ弾き

 

コーティングを施工することで汚れや水滴は強固に弾かれる

コーティングを施工することで汚れや水滴は強固に弾かれる

上の写真はコーティング施工後に水を掛けた時の様子だ。水滴がコーティングに強固に弾かれ丸くなっているのが分かる。

ガラス被膜は塗装面に比べて凹凸が少なく滑らかなので水滴が染み込まず綺麗に弾かれるのだ。このおかげでガラス被膜の上に降り注いだ水滴は引っかかる事なく、するっと車体の下まで流れていく。これは水滴だけに限らず、様々な汚れにも言える事だ。ガラス被膜の上にやってきた汚れも凹凸が少ない事から、引っかからずに落ちていくか、なんとか引っかかってもとても取れやすい状態になる。このおかげで高圧洗浄機で落とさねばならない汚れ自体が大幅に減る。更に落とさねばならない汚れも取れやすい状態になっているのだ。

 

高圧洗浄機の水を使った洗浄

コーティングの上から高圧洗浄機で一気に汚れを押し流そう

そんなとても取れやすい状態の汚れに対し、強力な水圧を発生させられる高圧洗浄機を使用したらどうなるだろうか。答え明確だ。取れやすい汚れは高圧洗浄機洗浄機の水圧により簡単に引き剥がされあっという間に綺麗になってしまう。

コーティングを施工した車に高圧洗浄機で洗浄を行うと、汚れの少なさと落としやすさにより10分程度で洗車が完了してしまう事も珍しくない。日々、洗車で時間を費やしてしまっている人には朗報だ。

この様に、コーティングと高圧洗浄機の組み合わせは抜群の洗車性能を発揮してくれる。ムートンが発生させてしまう洗車傷の対策にもなりとてもおすすめだ。

おすすめのコーティング、高圧洗浄機とコーティングと高圧洗浄機を使用した10分で終わる洗車についてはピカピカレインとヒダカ高圧洗浄機で洗車を10分で終わるようにする方法で紹介しているので参考にして欲しい。

 

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