洗車

洗車後の水滴をブロワーで吹き飛ばす3つのメリットと3つのデメリット

ブロワーで水滴を吹き飛ばす

洗車後に残る水滴をどうやって除去するかは非常に厄介な問題だ。そこで活躍するのが『ブロワー』だ。馴染みのないブロワーを洗車に使う事のメリットとデメリットをまとめたので参考にして欲しい。

ブロワーとは

すすめ掃除機兼ブロワのBL-3500VDX

すすめ掃除機兼ブロワのBL-3500VDX

ブロワーで水滴を簡単に吹き飛ばす事ができる

ブロワーは清掃業者が道端に広がる落ち葉を掃除する際などに活用される機械で、強い風を作り出す事ができる。この風はかなり強力で落ち葉などあり軽い物なら勢いよく吹き飛ばす事が出来てしまう。そこで洗車後の水滴にブロワーの風をぶつける事で拭き取り無しで水分除去をする事が出来てしまう。しかしながら、完璧とは行かずメリットもデメリットも存在する。
実際に使用した詳しく見ていこう。

3つのメリット

フロワーのメリットは以下の3つだ。

ブロワーを洗車に使用する3つのメリット

  1. 手を触れずに水滴除去が出来る
  2. 接触が無いので車体に優しい
  3. 細かい隙間に入った水滴も除去出来る

詳しく見ていこう。

メリット1. 手を触れずに水滴除去が出来る

ブロワーで水滴を吹き飛ばす

ブロワーで水滴を吹き飛ばす

寒い冬にも手を触れずに水分除去ができる

冬場になると効果が増大するのがこのメリットだ。通常の洗車方法なら手でセームを持って水気を拭き取り、絞ってを繰り返さねばならない。しかしながらブロワーがあれば冷たくなった水に触れる事なく水滴を除去出来る。手荒れしがちな人によっては非常に嬉しい効果だろう。

メリット2. 接触が無いので車体に優しい

拭き取り作業はセームを車体に接触させて水分を除去していく。柔らかなセームとは言え、接触する限り細かな傷を生み出す要因になり得てしまう。しかし、ブロワーなら車体に接触するのは空気のみだ。発生する摩擦はセームとは比べ物にならないくらい低い。この為、洗車後の拭き取りで発生する傷の心配が大きく減るのだ。

メリット3. 細かい隙間に入った水滴も除去出来る

複雑なグリルも簡単に水滴を吹き飛ばせる

複雑なグリルも簡単に水滴を吹き飛ばせる

グリルなどの隙間も一網打尽だ

セームでの拭き取りは、セームが届く所に限られる。綺麗に拭き取ったと思っても、車を車庫に移動させただけで隙間から水が滲み出てきた経験はないだろうか。セームでの拭き取りは表面上のものだけに限定されてしまう。パーツの隙間やグリルの金網の奥などに潜む水滴は除去する事が出来ない。例えば届いたとしても洗車で落とせない汚れがセームに付いてしまう事だろう。
その点、ブロワーなら拭き取り素材が空気なのでどれだけ狭い場所出会っても簡単に送り込んで水滴を吹き飛ばす事が出来る。
この様に他の道具では替えの効かないメリットを持ったブロワーだがデメリットも存在する。詳しく見ていこう。

3つのデメリット

メリットを3つ紹介したが、同じ3つだけデメリットも存在する。それは以下の3つだ。

ブロワーを洗車に使用する3つのデメリット

  1. 購入費用がかかる
  2. 重い
  3. コーティングしていないと時間がかかる

 

詳しく見ていこう。

デメリット1. 購入費用がかかる

ブロワーは実勢価格10,000円前後で販売されており、決して安い買い物ではない。経済的に余裕が無いと簡単に買うには躊躇う金額だ。

デメリット2. 重い

ブロワーの本体はおすすめのBL-3500VDXで1.7kgだ。約2kgの重りを抱えなければならない他、風が放出される反動が身体にかかる為、体感重量は更に重くなる。車体全体をブロワーのみで水滴除去しようとするのであればそれなりに腕に負担が掛かる。持てない重さでは無いが体力的に自信がない場合は要注意だ。

デメリット3. コーティングしていないと時間がかかる

水を吹き飛ばす為にはそれなりに車体側にも準備がある方が良い。具体的には水捌けが良くなるようにコーティングをしておく事だ。コーティングを行うと塗装面に存在した凸凹の上からなめらかなガラス被膜が形成されるので水滴が滑りやすくなる。コーティングをしておくとブロワーで水滴が簡単に飛ぶようになるので作業時間を劇的に短くすることが出来る。
コーティングについては『ピカピカレインとヒダカ高圧洗浄機で洗車を10分で終わるようにする方法』で詳しく紹介しているので気になる場合は参考にしていただきたい。

まとめ

ブロワーで水滴を飛ばすメリット・デメリット

ブロワーのメリット

  • 手を触れずに水滴除去が出来る
  • 接触が無いので車体に優しい
  • 細かい隙間に入った水滴も除去出来る

ブロワーのデメリット

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