車の中に設置されて常に土足で踏まれているフロアマット。掃除しようと思ってついつい先延ばしにしてしまいがちですよね。前に洗ったのは確か・・・あれ?いつだっけ・・・?そんな忘れられがちなフロアマットは果たしてどうやって洗えばいいの?今回はそんなフロアマットを簡単に綺麗にする方法を紹介します。
フロアマットは汚れ放題
冒頭でも書いた通り、フロアマットは常に土足で踏まれる運命にあります。靴裏を介して様々な汚れが持ち込まれています。単純に汚れて見た目が悪い以外にも、悪臭や埃が生じるなど快適なカーライフの妨げになること請け合いです。
いつ掃除すれば良い?
基本的にフロアマットは汚れてきたな~と思った時で良いのですが、黒色のフロアマットは汚れが目立たないので、1年に1回は掃除するように心がけると良いでしょう。
フロアマットの洗い方
では、早速フロアマットを綺麗にしちゃいましょう!手順は以下の通りです。
- 道具の用意
- フロアマットを外す
- 軽く水で湿らせる
- 洗剤を泡立てる
- 洗剤をかける
- ブラシでこすり洗いする
- 高圧洗浄機で奥の汚れをかき出す
- 洗剤をよく洗い流す
- しっかり乾燥させる
では、一つずつみていきましょう。
道具の用意
フロアマットの掃除にあると良いのは以下の道具です。
- 中性洗剤
- ブラシ
- ホースリール
- 高圧洗浄機
中性洗剤
食器用洗剤がベストです。カーシャンプーには防錆剤が含まれていたり好ましくない成分が多いです。食器用洗剤は油を分解する能力が高く、食器を洗うための用品であるだけに成分も余計なものが入っておらず安心です。
ブラシ
毛足が長く硬いものがおすすめです。車を洗ってへたったものがあればそれで十分です。
ホースリール
吐水形状をシャワーに切り替えられればなんでもOKです。もし持っていなければ一つ購入しておきましょう。
高圧洗浄機
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あると便利で仕上がりがワンランク上になるのが高圧洗浄機です。ブラシではフロアマットの奥底に沈んだ汚れにアクセスできず取り除くことができません。しかし、高圧洗浄機なら高圧水で奥底に埋もれた汚れを根こそぎかき出してくれるのです。
車の洗車でおすすめな高圧洗浄機は以下の2つです。
ヒダカ HK-1890 本格洗車セット
洗車に必要なものがしっかり揃った充実のセットです。
特に今回のフロアマット清掃で重要なバリアブルスプレーランスも入っています。上の写真の「への字」に曲がっているものがそれですね。
ちなみにこの写真は私が色々買い足したオプションが写っていますのでリンクの洗車セットには入っていないものがありますのでご注意ください。
また、ケルヒャーより20,000円も安いので気軽に始められるのも良いところです。
ケルヒャー K5 サイレント カー&ホームキット
洗車に必要なオプションに加え、今回のフロアまっと清掃に重要なフレキシブル可変ノズル360°も付属しています。洗車以外にも使用できるオプションがたくさん付随するので色々な掃除に高圧洗浄機を使用したいと思っているのであればおすすめのセットとなります。ただし、洗車では使用しないオプションが多いので、洗車メインで考えるならヒダカHK-1890の方がお得になります。
フロアマットを外す
車によって止め方は異なりますが大抵は手で引っ張れば外れるようになっています。マジックテープや留め具などで固定されている場合があるので手で探りながら剥がしていきましょう。
軽く水で湿らせる
洗剤をつける前に全体に水をかけて湿らせておきましょう。洗剤のノリを良くするための作業なので特に汚れを意識する必要はありません。
洗剤を泡立てる
洗車バケツに食器用洗剤を注いでホースで泡立てます。洗剤は大匙1杯分程度で十分です。あまり入れすぎると中々泡が取れずすすぎが大変になってしまいます。
ホースをシャワーに切り替えて勢いよく注ぐことできめ細かい泡に仕立てることができます。
洗剤をかける
出来上がった泡だった洗剤をフロアマットにかけていきます。特に難しく考える必要はあく全体に満遍なくかかるようにかけていけばOKです。
ブラシでこすり洗いする
洗剤をかけたらブラシでこすり洗いを行います。
毛足が硬いブラシの場合、フロアマットが毛羽立って傷んでしまう可能性があるので優しくこするようにしましょう。
また、シャワーで水をかけながら擦ることで洗剤を泡立たせ汚れが落ちやすくなりますのでトライしてみてください。
高圧洗浄機で奥の汚れをかき出す
仕上げは高圧洗浄機です。ヒダカHK-1890の場合、バリアブルアンダースプレーランスを装着してください。通常のロッドでもできなくはないのですが、バリアブルアンダースプレーランスについている先端の角度が絶妙に使いやすいのです。
ホースとブラシで洗った状態でも一見、綺麗に見えます。しかし、高圧水を当てると・・・。
高圧水が噴射されると、一見綺麗に見えたフロアマットから勢いよく汚れがかき出されていきます。うわ〜全然落ちてなかった〜!
バリアブルアンダーボディースプレーランスの先端の角度を利用してフロアマットに対して斜めに水が当たるように噴射します。
高圧洗浄機は節水効果が高い反面、水量が少ないので『洗い流す効果』が小さめです。
垂直に水を当ててしまうと汚れがかき出されはするのですが、水が少ない為、外まで流れ出ずに、そのままマットの中へ再び沈んでいってしまいます。
斜めに水を当ててそのまま端までスライドさせることで汚れをマットの外まで押し流していくと汚れをしっかり落とすことができます。この斜め当て作業を行う時にバリアブルアンダーボディスプレーランスの斜め角度が絶妙にマッチしてくれるのです。
同一方向に高圧水を何度も当てることで汚れをしっかり落とすことができます。
汚れが出てこなくなったら完成です!
洗剤をよく洗い流す
高圧洗浄機は水量が少ないので泡がなくなるまでよく洗いましょう。もし、洗剤が濃すぎて高圧洗浄機では中々泡が落ちない場合はホースに戻して水をかけてあげると早く洗剤が落ちます。
しっかり乾燥させる
洗い終わったらフェンスや脚立、物干しなどに引っ掛けて乾かしましょう。夏場なら1日、冬場なら2日程度で乾燥します。生乾きだと臭いが出てしまうのでしっかり乾かしましょう。