ホイールの錆を防止するたった1つの方法

スタッドレスの進化とともに冬に凍った道も走れる様になった反面、安全確保の為に撒かれる融雪剤の上を走る機会も増えた。その結果ホイールの錆に怯えなければならなくなってしまったのだ。そんな錆を防ぐ為のたった1つの方法をお教えしよう。

錆は冬に発生する

ホイールの錆はいつ発生するかご存じだろうか。答えは『冬』だ。その主たる原因は、冬場に撒かれる融雪剤だ。融雪剤はその名の通り雪を溶けやすくする効果があり、降雪により道路が使用できなくなるリスクを減らしてくれる。しかしながら、雪を溶かす能力は強い酸性によりもたらされている。この結果、融雪剤がホイールに付着したままになると、強力な酸がホイールを蝕み、錆を発生させてしまうのだ。

アルミホイールも錆びる

ホイールやマフラーはすぐに錆びてしまう

自分のホイールが錆に強いアルミホイールであっても安心は出来ない。路上には沢山の鉄の粉が落ちている。鉄製で出来た車両部品などがぶつかり破片が落下するなど、道路上には想像以上に鉄粉が落ちている。アルミ自体は錆ないが、これらの鉄製は静電気や水分などによりアルミホイールに張り付き固着してしまう。

そして、張り付いたまま錆び付いてしまうのだ。アルミホイール自体は錆なくとも付着した鉄製が錆びればホイール自体が錆びているように見える。また、アルミホイールであっても長期的に錆に触れていると黄色い色素がアルミホイールに移ったりしてしまう。そうなるとせっかくのお気に入りのホイールも台無しになってしまうのだ。

走行のたびに洗車するのは無理がある

冬場の走行をするたび洗車はしていられない

 

錆の原因は融雪剤、そして路上に落下している鉄製と分かった。それならば、頻繁に洗車してこの二つを落とせば良いのではないか。実はこの考えは正しい。洗車で融雪剤や鉄粉を落とせば基本的にホイールは錆びない。

だが、洗車で錆に対抗する方法は欠点がある。それは『走行のたびに洗車するのは難しい』という事だ。普段から走行する場所にもよるが、常に融雪剤が存在するような環境であれば少し走行するだけで融雪剤がホイールに付着してしまう。付着したまま数日放置すれば確実に錆始めてしまう。これに対抗するには『走行するたび洗車』という非現実的な対応を迫られることになる。

サビに対抗する方法

では常日頃から洗車しないで対応するにはどうすれば良いのだろうか。その答えは『コーティングの施工』だ。

コーティングとは

車は屋外で使用するものである為、どうしても汚れやすい。汚れに強くする為、日々車の塗装技術は進歩したが、それでも限界がある。あまり品質が高い塗装を使用すると車両価格に跳ね返り車自体が売れなくなってしまうのだ。得てして販売される車の塗装は『それなり』な品質に抑えられている。この結果、車の塗装だけでは日々発生する汚れに弱い状況が生まれてしまう。そこを改善すべく生まれたのが『コーティング』だ。

コーティングは車の塗装の上に被膜を形成し外部からの汚れを引き受けてくれる。コーティング自体は非常に汚れに強く、付着する汚れを簡単に引きはがせる。その為、汚れが付きにくく取れやすい環境を作り出してくれるのだ。

コーティングの新境地『耐酸性』

これまでコーティングの役割は「車の塗装を守る事」だけだった。しかし、コーティングも進化を遂げ、遂に新たな能力獲得に成功した。それが『耐酸性』だ。

これまで説明してきた『融雪剤による錆』は『ホイールが強い酸』に反応することにより発生していた。しかし、進化したコーティング剤が『耐酸性』を持っていたらどうだろうか。ホイールの上に耐酸性の被膜を形成する事で融雪剤の酸を阻み、見事にホイールを錆の恐怖から守ってくれるのだ。

耐酸性を持つコーティング剤は一握り

気をつけたいのは『すべてのコーティング剤に耐酸性がある訳ではない』という事だ。進化により耐酸性を獲得できているコーティング剤はほんの一握りなのだ。

洗車部！がおすすめの耐酸性持ちコーティング剤

錆対策にはアルティメットピカピカレインがおすすめ

貴重な耐酸性を持つコーティング剤の中で洗車部！がおすすめするのは『アルティメットピカピカレイン 』だ。

アルティメットピカピカレインは販売されているピカピカレインシリーズの最高ランクに位置する高性能コーティング剤だ。しかも、コーティング剤の他に、下準備や施工に必要な道具が『これでもか！』という程、セットになっている。コーティングに必要なケミカル類を相性などを考える必要なく迷わず揃えられるのでコーティング初心者には嬉しいセット内容となっている。

アルティメットピカピカレインについては『ピカピカレインとヒダカ高圧洗浄機で洗車を10分で終わるようにする方法』で詳しく紹介しているので参考にして頂きたい。