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洗車機と手洗い洗車にかかる1年の費用を比較!本当に安いのはどっちだ?

車を綺麗にする上で、洗車機と手洗いどっちが安く済むのか気になったことは無いだろうか。1年の費用を算出して比較してみた。これを見ればどちらが安いか一目瞭然だ。

洗車にかかる様々な費用

いきなりだが、洗車にかかる費用を分析した結果は上に記載した通りだ。

それぞれの項目を解説していこう。

手洗い

全ての工程を手作業で行うパターンだ。

ポイント

  • 年間1.3万円で最安値
  • 最も手間がかかる
  • 洗車機代は必要ない
  • 洗車道具が一揃い必要

手間はかかるが最安値

手洗い洗車はもっとも手間がかかる洗車方法だ。なにせすべての工程を手作業で行わなければならないからだ。しかし、そのおかげもあって洗車にかかる費用はすべてのケースの中で最安値の『年間1.3万円』を記録している。費用をなによりも重視する人にはおすすめの洗車方法と言えるだろう。

洗車道具をこだわると費用は増加する

分析結果に現れている通り、全てのパターンの中で『最も安くコストパフォーマンスに優れている』という結果となった。しかし、この結果は最低限の洗車道具に留めることが前提だ。高価な洗車道具を買い集めると簡単に年間費用は増加してしまう。
最安値にこだわるなら洗車道具も最低限に留めたい。

コーティング+高圧洗浄機

車に高品質のコーティングを施し、さらに高圧洗浄機を使って一気に汚れを吹き飛ばす洗車方法だ。

ポイント

  • 年間2.5万円で少し高めの価格帯
  • 汚れが非常に落ちやすくなる
  • 洗車が非常に簡単になる
  • 水道代が1/4になる
  • コーティングは3年間持続する
  • 高圧洗浄機は5年耐用で計算する

年間費用は約2.5万円

結果を見ると、1年間の費用総額が2万円を超えており決して安い部類ではない。値段が高くなっている原因はコーティングと高圧洗浄機の費用によるところが大きい。もっと安価なものも多数存在するので安くあげることも不可能ではないが、安価なものには粗悪な商品も多数存在する。

その為、洗車部!で性能を確認している優秀なものを選定している。値段がそこそこ高めなのはそのせいだ。

洗浄能力は随一

『コーティングと高圧洗浄機の組み合わせ』は洗車部!でイチオシの洗車グッズだ。この2つを組み合わせることで他の洗車方法とは比べ物にならないくらい車を綺麗にする事ができる。

水道代の節約効果あり

接続する蛇口から供給される水量はホースも高圧洗浄機も変わらない。しかし、高圧洗浄機を使用すると高い水圧により短時間で汚れを落とす事ができる。

この為、同じ汚れを落とす作業でもホースより高圧洗浄機の方が水を節約することが出来るのだ。その節約効果は『1/4』にもなる。

コーティングと高圧洗浄機は複数年維持可能

洗車部!おすすめのコーティング剤はなんと3年もの期間、性能を維持することが出来る。

また、高圧洗浄機は製品保証こそ1年だが年に20回程度の洗車のみなら5年程度は軽く使えるものと思われる。

初期投資する費用は大きくなるが複数年分の費用をまとめて支払っているだけなので、1年に延べて考えると実は洗車機利用と同等程度なのだ。

洗車部!おすすめのコーティングと高圧洗浄機

費用的には最安値ではないものの、洗車部!では『コーティング+高圧洗浄機』を最もおすすめしている。その理由は『仕上がりの美しさ』と『お手軽さ』だ。

洗車部!がおすすめする『コーティング+高圧洗浄機』については以下で紹介しているので参考にして頂きたい。

洗車機(水洗いコース)

洗車機の中で最も安価な水洗いだけを機械で行うコースだ。

ポイント

  • 年間2.5万円で少し高めの価格帯
  • 汚れが非常に落ちやすくなる
  • 洗車が非常に簡単になる
  • 水道代が1/4になる
  • コーティングは3年間持続する
  • 高圧洗浄機は5年耐用で計算する

軽い汚れを落とすのに最適

洗車機により高圧水のみで汚れを落とす方式だ。カーシャンプーやワックスなどを使用しない代わりに費用を安価にしたコースだ。

高圧水を使用するので軽い汚れ程度なら落とすことが出来る。自宅に高圧洗浄機が無いが、ちょっとした汚れを落としたいといった用途にはぴったりだ。

費用はそれほど安くない

手洗いの次に手間がかかる水洗いコースだが、費用は他のコースと比べてもあまり安くつかない。これは、手洗いの道具費と洗車機の費用療法が発生してしまっている事が原因だ。どっちつかずが逆に費用を高くしている原因になっている。

常に水洗いコースだけで凌ぐのは車も綺麗に保つことが難しい上に、コストパフォマンスの観点からあまりおすすめできない。

しつこい汚れは落ちない

カーシャンプーを使用しないため、しつこい汚れには対応できない。例外的にコーティングが施工されている車なら少々落ちづらい汚れでも落とせる可能性がある。

しかし、高圧洗浄機と違って車全体を一様にしか洗ってくれないのでしつこい汚れを集中洗浄といった事ができない。この為、コーティングを施工していても洗車機の水洗いコースでは完璧に落とせない事も珍しくない。

洗車機後の洗い残し洗浄は必須

基本的に水洗いコースではすべての汚れは落ちない。上で記載した通り、しつこい汚れが落ちない他、車の形状に完璧にフィットする事が出来ないため、洗い残しが発生する。その為、落としたい汚れが落ちなかった場合は基本的に手洗いで対応する必要がある。

洗車機が置いてある場所には手洗いと拭き取りを兼ねたコーナーが用意されている事が多い。車をしっかり綺麗にしたいなら洗い残し対応の為、洗車道具一式は持参していこう。

洗車機(シャンプーコース)

水洗いに加えてカーシャンプーによる洗浄を加えたコースだ。

ポイント

  • 年間費用は2.6万円
  • 水洗いコースよりより汚れが落ちる
  • カーシャンプーの品質は場所によってマチマチ
  • 洗い残しが出る可能性がある
  • ワックスは自由に選択できる

しっかり汚れを落としたいが手作業が嫌な人向け

洗車機を使う場合で最も使用率が高いのがこのコースだ。しつこい汚れも含めて洗車機で綺麗にしたい場合に使用される。水洗いコースに比べカーシャンプーを使用するので汚れが取れる割合が高くなっている。手洗い洗車が苦手な人にはおすすめのコースだと言える。

ワックスは自由に選択できる

洗車機が行う作業はカーシャンプーによる洗車までなのでワックスは自由に選択することが出来る。『洗車は面倒だがワックスだけはこだわりたい』という人にうってつけだ。また、ワックス作業が面倒な人は月に1回だけワックスコースを選択しておけば手作業でのワックスがけも省略する事が可能だ。

洗い残しはどうしても発生する

水洗いコースより汚れが落ちやすいとはいえ、洗車機の洗浄能力には限界がある。どんな車でも大抵ブラシが届かない場所が存在するため、どうしても洗車後の車体には汚れが残ってしまうのだ。洗車後に残った汚れを落とすために洗車道具は持参しておこう。

カーシャンプーの品質は場所によってマチマチ

運営する会社によって洗車機に使用されているカーシャンプーの種類は様々だ。つまり、当たりの洗車機では良質なカーシャンプーが使用されており、汚れが取れやすい。

しかし、反対にハズレの洗車機では品質の悪いカーシャンプーが使用されており、水洗いコースとさして変わらない結果になることもある。こればかりは試してみないとわからないのでいくつかの洗車機を使用するか口コミなどを参考にして当たりの洗車機を探す必要がある。

洗車機(ワックスコース)

洗車からワックスがけまでを一貫して洗車機で行うコースだ。

ポイント

  • 年間費用は2.7万円で最も高価
  • すべて一貫して行ってくれるので手間がかからない
  • 洗い残しが出る可能性がある

手間の代わりに年間費用は最も高い

洗浄からワックスがけまですべての作業を全自動で行うコースの為、費用は最も高く年間で2.7万円が必要という結果となった。手作業を極限まで減らしたコースなのでその対価としては順当な費用と言える。

ワックスは常にかける必要はない

洗車機で使用されているワックスは成分表示が無い為、持続期間が分かりづらいが、市販されているワックスの品質から推測すると最低でも1ヶ月程度は持続すると考えてよいだろう。

その為、ワックスコースは常に使用する必要はなく、1ヶ月に1回のみにとどめて月に2回以上洗車を行う際にはシャンプーコースを利用し費用を抑えることも可能だ。

洗い残しが出る可能性がある

洗車機全般の仕様として、車の形状に完全に対応出来ないため、洗い残しは必ず発生する。

ワックスコースのややこしい所は、すでにワックスがけまで終了した状態で車が仕上がって出てくる為、洗い残しを落とすために再度カーシャンプーを付着させると、せっかくお金を払ってかけたワックスが落ちてしまう可能性がある。

洗車機でワックスコースを選ぶ時はあまりしつこい汚れがなさそうなタイミングを狙いたいところだ。

まとめ

洗車費用比較結果

  • 最も安いのは『手洗い』
  • 『コーティング+高圧洗浄機』と『洗車機』は大きく金額は変わらない
  • 手間を取るか手軽さを取るかで決めよう

洗車部!おすすめの『コーティング+高圧洗浄機』

本比較で使用した洗車部!おすすめの『コーティング+高圧洗浄機』のセットは以下で詳しく紹介している。ぜひ参考にして頂きたい。

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